関係代名詞・関係副詞・複合関係詞のまとめ 英語文法解説 上級編 part 54

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第54回:whose, when, whereby などを使って説明したりする。

関係代名詞・関係副詞・複合関係詞を一気にまとめました。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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「関係代名詞の種類と使い方」

まずは、「whose」についてです。この関係代名詞は、人・動物・植物に関する所有や関連性を表現するために使われます。例えば、「Stevenson is an architect whose designs have won international praise.」という文は、「スティーブンソンは、彼の設計が国際的に称賛されている建築家だ。」という意味になります。また、定義的・非定義的な関係節の両方で使われます。ただし、物に関する所有や関連性を表現する際には、この代名詞はあまり使われません。例えば、「I received a letter, and its poor spelling made me think it was written by a child.」のように、「その手紙のつづりが悪かったため、子供が書いたのではないかと思った。」と表現します。ただし、都市・国・組織に関する所有や関連性を表現する場合には、この代名詞を使用することがあります。

次に、「when」「whereby」「where」「why」についてです。時間に関する関係代名詞「when」、手段や方法に関する「whereby」、場所に関する「where」は、関係節やその他の節を始めるために使われます。特にフォーマルな文章では、前置詞と「which」を使うこともあります。例えば、「The camera records the time when the photo is taken.」という文は、「カメラは写真を撮った時刻を記録します。」という意味になります。このように、「when」には「at which」または「on / by which」が使われることがあります。また、「whereby」には「in / by which」という表現が使われることもあります。そして、「where」には「at / in which」という表現が使われます。さらに、場所以外の特徴に関する言葉(例えば、case, condition, example, situation, systemなど)に「where」を使用することがあります。

最後に、「who」「what」「whatever」「whoever」「whichever」についてです。これらの関係代名詞を使うことで、未定義または不明な人や物について話すことができます。「who」や「what」は、名詞句のように使われます。「whatever」や「whoever」、「whichever」は、何かや誰かを指し示すために使われます。例えば、「Can you give me a list of who’s been invited?」という文は、「人々を招待した人のリストを教えてくれますか?」という意味になります。ここで「who」が使われています。また、「I’ll take whatever you have left.」という文は、「残っているものを全部持っていきます。」という意味になります。ここで「whatever」が使われています。

具体例

  1. Clauses with whose:
  • The author whose book I just finished reading won the Nobel Prize for literature.
  • The restaurant whose chef is known for his creative dishes is always fully booked.
  • The plant whose leaves are used to make tea has medicinal properties.
  1. Clauses with when, whereby, where and why:
  • The event will take place on the day when the sun is at its highest point.
  • The company has implemented a system whereby employees can work from home.
  • This is the reason why we need to take action now.
  • This is the situation where we need to act fast.
  1. Clauses with who and what; whatever, whoever and whichever:
  • Whatever you decide to wear to the party is fine with me.
  • Whoever needs help can come to my office for assistance.
  • I’ll take whichever book you recommend.
  • I need to know what time the meeting is scheduled for.

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

Do you remember the name of the company whose products we saw at the trade fair last year?
(去年の展示会で見た会社の名前覚えてる?)

Sorry, I don’t recall the name. But I do remember the presentation, whereby they showed us their production process using cutting-edge technology.
(ごめん、名前は思い出せないけど、彼らが最新技術を使った製造プロセスを紹介したプレゼンは覚えてるよ。それによってね。)

That’s alright. Can you at least tell me when the next trade fair is taking place?
(そっか、でも次の展示会はいつか覚えてる?)

I’m not sure about the exact date, but I can look it up for you. Or whatever works for you, we can plan to attend whichever trade fair is most suitable for our needs.
(正確な日程は分からないけど、調べてみるよ。あるいは、必要に応じて、私たちのニーズに最も適した展示会に出席することもできるよ。)

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Q. この記事の要点は?

A. 関係代名詞の種類と使い方を確認しました。

基本、関係代名詞は特定のものを説明したりするものだけれども、疑問詞に「-ever」が付くことによって(複合関係詞になることによって)、不特定だったり、よくわからないものに言及できるわけですね。

  • 「Whose」を関係節で使って、人、動物、または植物に関連するものを話すことがあります。
  • 物に関連するものを話す場合、「Whose」を使うのは避けることが一般的です。
  • 町、国、または組織に関する話題でも、「Whose」を使うことができます。
  • 関係節やその他の節を、「when」(時間を表す)、 「whereby」(方法や手段を表す。主に形式的な文脈で使われます)、および「where」(場所を表す)で始めることができます。
  • 学術英語では、「where」を、場所以外の特徴を指すために使用することもできます。
  • 「a/the reason why」または「a/the reason that」または単に「a/the reason」を使用することができます。
  • 「who」と「what」で始まる節は、文の中で名詞句のように使用することができます。
  • 「whatever」、「whoever」、または「whichever」で始まる節を使用して、不特定または未知のものや人について話すことができます。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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