「will」と「be going to」 英語文法解説 上級編 part 9

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第9回:「will」と「be going to」の違い。

それぞれの言葉のニュアンスの違いも含めて確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

will と be going to の違いのまとめ画像

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Q. will と be going to は、何を表しているの?

A. willとbe going toは、未来のことを表現しますが、
それぞれ、微妙に異なるニュアンスがあります。

まず、willですが、これは将来に何かが起こると予測するときに使われます。
つまり、まだ起こっていないことを想定して、「おそらくこうなるだろう」
という予測を表現するために使われます。
例えば、「彼女はきっと明日も仕事に遅れるだろう」と言った場合、
これは将来の出来事に対する予測を表しています。

一方、be going toは、予定や計画があることを表します。
つまり、すでに将来の計画が立てられており、「これをやるつもりだ」
ということを表現しています。
例えば、「私たちは今週末に旅行に行くつもりだ」と言った場合、
これは既に計画が立てられていることを表しています。

will の使い方

  1. 未来の予測

willは、未来の出来事についての予測を表すのによく使われます。
これは、自分自身の予想、または確実な計画がある場合にも使われます。

  • I think it will rain later tonight.(今晩遅くに雨が降ると思う)
  • They will arrive at the airport at 8 p.m.(彼らは8時に空港に到着するだろう)
  1. 習慣

willは、習慣を表すためにも使用されます。
これは、過去の行動や習慣に基づいて、
未来の出来事を予想する場合に使われます。

  • He will always go for a run in the morning.(彼はいつも朝にランニングに行くだろう)
  1. 意思決定

willは、意思決定を表すためにも使われます。
これは、話者が即座に決断した場合や、提案をする場合によく使われます。

  • I will help you with your homework.(宿題を手伝ってあげるよ)
  • Will you come to the party with me?(一緒にパーティーに来てくれる?)

以上のように、willは未来の予測、習慣、意思決定を表すために使われます。
ただし、将来の計画や約束を表す場合は、be going toの方がより適切です。
また、willは口語体でよく使われますが、
正式な文書やビジネスコミュニケーションでは、
shallやshouldなどが使われる場合があります。

be going to の使い方

Be going to は、英語で未来を表す際に使われる表現の一つです。
基本的には、予定されている未来の行動や出来事を表すために使用されます。

be going to を使った肯定文では、
現在から未来に向けての計画や予定を表しています。
つまり、話し手が何かを予定していることを示しているということです。

また、be going to は、予測をする際にも使われます。
ただし、その場合は、予測の根拠があることが前提となります。
例えば、天気予報で「明日は雨が降る予定だ」という場合には、
be going to を使って「Tomorrow is going to rain.」と言います。

be going to を使った否定文では、
その行動や出来事をやらないという意思表明が含まれています。

be going to を使った疑問文では、
話し手が相手の計画や予定について尋ねています。
相手が何かをするつもりなら、その行動や出来事が起こる未来を表している
ということになります。

以上が、be going to の基本的な使い方です。
ただし、注意点としては、be going to を使う場合には、
その行動や出来事が実際に起こると思われる根拠があることが必要です。
また、will とは違い、be going to は、
計画や予定が既に決まっている場合に使われることが多いです。

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

What are your plans for the weekend?
(週末の予定はある?)

I am going to visit my parents on Saturday. How about you?
(土曜日に両親の家を訪ねる予定。君は?)

I will probably stay at home and catch up on some work. But on Sunday, I am going to play basketball with some friends.
(おそらく家で仕事を片付けるつもり。でも、日曜日には友達とバスケットボールをする予定。)

That sounds like fun. Will you play indoors or outdoors?
(楽しそうですね。屋内?それとも屋外で遊ぶの?)

We are going to play outdoors if the weather is good. Otherwise, we will go to the gym.
(天気が良ければ屋外で遊びます。そうでなければ、体育館に行くつもり。)

Great, have fun and stay safe.
(いいね。怪我しないように楽しんで。)

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Q. この記事の要点は?

A. will と be going to の使い方でした。

英語におけるwillとbe going toは、
未来の出来事を話す時に使用されますが、
使い方には微妙な違いがあります。

【will】
willは予測、意思決定、提案、約束などを表します。
willを使う時には、主語 + will + 動詞の原形という形で使われます。

  • I will study English tonight.(今晩、英語を勉強するつもりです。)
  • It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう。)
  • Will you go to the party tonight?(今晩のパーティーに行きますか?)

【be going to】
be going toは、計画、予定、確信などを表します。
be going toを使う時には、主語 + be (am/is/are) + going to + 動詞の原形
という形で使われます。

  • I am going to watch a movie tonight.(今晩、映画を見る予定です。)
  • It is going to be a beautiful day tomorrow.(明日は天気が良くなる予定です。)
  • They are going to buy a new car next month.(来月、新しい車を買うつもりです。)

両方の形式は、未来の出来事を表す際に使用されますが、
willはより一般的な未来の出来事を表す際に使われ、
be going toはより具体的な計画や予定を表す際に使われます。
また、be going toは、過去の出来事に対する結果を予測する時にも使用されます。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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