「had better」や「it’s time…」という表現について 英語文法解説 中級編 part 35

文法解説-中級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!

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第35回:「had better」や「it’s time…」といった表現の活用法。

「had better」や「it’s time…」といった表現をどのように使うのか。
その文の型や意味を確認します。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「had better」や「it's time...」といった表現の使い方のまとめ画像

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Q. そもそも、「had better」の意味は何?

A. 「had better」:〜したほうがいい
という意味です。

ニュアンス等も含め確認を進めてみましょう。

「had better + 動詞の原形」が表すこと

  • had better + 動詞の原形
    :〜したほうがいい
    ・ニュアンス
    → もし、それをしない場合、後々、問題や危険が起こることを意味する。
  • had better not + 動詞の原形
    :〜しないほうがいい
    ※否定文の際の「not」の位置に注意

「have」の過去形「had」が使われていますが、
「had better」で1セットです。

「今〇〇したほうがいい」でも、「未来に〇〇したほうがいい」でも、
「had better」を使って表現することができます。

「had better」と「should」の違い

  • had better
    :特定の状況で、「〇〇しておかないと…」と忠告する。
    :アドバイスに従っておかないと、問題や危険がある。
  • should
    :どのような状況でも、意見やアドバイスを与える時に使える。
    :良いものをオススメするときにも使える。

上記のような違いがあるので、丁寧に区別しておくことが大切です。

「It’s time~」という表現について

  • It’s time (人) to + 動詞の原形
    :(人が)もう〇〇する時間だ
  • It’s time + 人 + 動詞の過去形
    :(人)はもう〇〇しているはずなんだけど…

動詞の過去形が使われていても、意味としては「現在のこと」を表します。
(仮定法過去として扱われることもあります。)
この、「It’s time + 人 + 動詞の過去形」では、
「(人)が〇〇しているはずなんだけど、〇〇していない。」
不満を言う際に使われることが多いです。

この不満の度合いを高めると、
「It’s about time + 人 + 動詞の過去形」
:もう流石に〇〇してもよくない?
という表現になります。
合わせて覚えておきましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

You had better set your alarm.
You’ll never wake up on time if you don’t.
(目覚ましはセットしたほうがいいよ。
そうしないと時間通りに起きないでしょ?)

When people are driving, they should keep their eyes on the road.
(運転中は、道路の様子をよく見たほうがいい。)

He’ll be upset if we don’t invite him to the party,
so we had better invite him.
(彼をパーティーに誘わなかったら彼は怒るから、
彼を誘っておいたほうがいい。)

You don’t look very well. You had better not go out tonight.
(顔色悪いよ。今晩はどこにも出かけないほうがいいと思う。)

It’s time the government did something about the problem.
(問題に対して、政府は何か働きかけてもいい頃だ。)

It’s about time he did something instead of just talking.
(彼も、話してばかりいないで何かをすべきだ。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる「had better」と「it's time」の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I think you had better go to bed early. You look so tired.
(メッチャ疲れてるね。早めに寝たほうがいいよ。)

I know, but I want to take some rest here.
(うん。でも、もう少しここで休みたい。)

It’s time you went to bed. I think you almost fell asleep.
(そろそろ布団で寝な?もうほぼ寝てたでしょ。)

I know. I’m going to bed in a few minutes.
(うん。もう少ししたら布団で寝る。)

It’s about time you went to bed!
(布団で寝ろって言ってんじゃん!)

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Q. この記事の要点は?

A. 「had better」と「It’s time」を使った表現を確認しました。

どのようなニュアンスなのかも含めて、
表現を理解し、活用出来るようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
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試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?

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